7ORDER 2周年おめでとうございます

 

正直、わたしは7ORDERのことをほとんど知らない。

 

 

 

事前知識 といえば 何人か名前と顔程度の薄っぺらい情報を知っていたくらいなもんで、受注生産だったファーストシングルも持っていなけりゃ、彼らが存在することをこの目で確かめたこともない。なんていったって、ちゃんと好きになってから3か月しか経っていない。

でも先日、彼らが「記念日を大切にする人たちだ」ということをまた新たに知ることができたので、わたしも初めて迎える彼らの記念日をちょっとばかり記録に残しておきたいなあ、なんて思って。

これまでツイッターでも気が引けちゃって色々な想いを心の中だけにしまってきたので、初めてきちんと言葉にだしてみようかなと。

そんな訳で ひっそりとブログを更新してみます。

 

 

ところで、過去に何度も言ってきたのだが、わたしはどのような経緯でHey!Say!JUMPを好きになったのか、全くもって覚えていない。

 

友達にファンがいた訳でもないし、家族はジャニーズとは縁がなさすぎてTOKIOとV6がよくごっちゃになるような人たちだ。

いわゆる「オタク」とも無縁だった私は、ツイッターのオタク垢というものも はてなブログとやらも 初めて知った。

勝手に1人で好きになって、勝手にズブズブ沼に落ちた。

 

だからこそ、沼落ちブログだとか、ツイートだとか、好きになっていく経緯を形として残している方々を見て、振り返ったときにその時の感情を大切に蘇らせることができるなんて、なんて素敵なんだろうって思った。

次、もしまた誰かを好きになるときは、ちゃんと残そう。

そう決意したのよね。

 

 

 

 

 

だがしかし私は学習しない。

 

 

 

なぜ、7ORDERの配信ライブを見ようと思ったのか。なぜ、よく知りもしないグループのライブに3,500円払おうと思ったのか。まっっっったく思い出せないんすよね。

 

コロナで打撃を受けているエンターテイメント界にお金を落とそう という意識が強くなっていたのかもしれないし、せっかく足を運ばなくてもエンタメに触れられるのであれば、その機会享受したモン勝ちやん?って思ったのかもしれない。

 

とにもかくにも7ORDERの配信「we are one plus」 を拝見した私、すぐに悟ってしまった。

私は、このグループを推さずにはいられない。

 

だってなんかさ、ずるいんだよ。

歌も、ダンスも、バンドも、全部全部かっこいいんだもの。最新技術を使って作りこまれている映像もさ、遊び心のあるコミカルな演出も、少し静かなお洒落なchill空間も、燃えるようなエネルギッシュな場面も、全部がギュッと詰め込まれてて。

 

 

すべての歌に、魂が宿っているような気がした。エネルギー とか 感情 とか 裸のまま むき出しのまま 全部をひっくるめた魂が、歌に凝縮されて 矢のように心を刺してくる。

自分でも触れるのを避けているような そんな心の奥底の部分にスッと入り込まれたような、そんな感じがして すこし、怖いくらい。

歌に説得力があって まるでその場で紡がれた言葉のように音楽にのってこちらに向かってきて。

なんだか 泣いちゃったんだよね。

真田くんが作詞作曲した曲が多く含まれていたのだと知った時、説得力の正体が分かった気がした。ああ、これは本当に魂の歌なんだろうな、と思った。

何よりぜんぶがぜんぶ、いい曲でさぁ。こんなにもぜんぶの曲を好きになれること、ある?

 

ダンスもすごすぎて。

全員ブレイクダンスができるとか、意味が分からない。かと思えば、静かな曲のしなやかなダンスも本当に魅力的で。Rest of my life を踊る森田くんからは目が離せなかった。森田くんの周りは時間がゆっくり動いているような、なんだかスローモーションのように見えて、空間ごと操られている気がした。

 

歌もダンスも それはそれは魅力的で、もうそれだけでファンになるには十分だった。

それくらい人を惹きつける何かがそこにはあった。

 

 

 

でもさ、7ORDER、バンドがすごいんすね。

何を隠そう、わたしたぶん 諸星さんのサックスに一番衝撃を受けたんです。

姉と父が趣味程度に家で吹くサックスしか知らなかったもんだから、音大きい楽器やなぁ くらいにしか思っていなかったし(謝罪)、ジャズのサックスも好きだけれど少し単調だよなぁ、みたいな。

こんなにもサックスがバンドで映える楽器だなんて知らなかった。こんなにも主役になれる楽器だってことも、脇役として曲に馴染む楽器だってことも、吠えるように心の叫びを表現できることも、寄り添うように奏でられることも、弾けるほどのパッションを表現できることも知らなかったよ。

すごくすごく衝撃で、頭から離れなかった。

 

 

 

歌もダンスもバンドもぜんぶが武器としていつでも戦闘できる状態にあって、エンターテイメント集団としての能力値がバグっていて、本当に意味が分からない。おまけに顔がめちゃくちゃ良い。

 

アンコール前の最後の曲、「夢想人」では、何度も涙を流した。

配信期間中何度も見返したけど、この曲では必ず泣いちゃうんだよね。なんでだろう。

一人ひとり、順番に歌っていく様子が、まるで順番に語っているように見えて、それぞれの声が、楽器が、音が、想いを 必死に 丁寧に 紡いでいるようで。

この曲、真田くんがつくったんだね。

ただただ、圧巻だった。

 

 

 

 

これが、エンターテイメントかぁっておもった。

彼らの活動のモットーが「Happy をみんなで作りあげていく」だと知って、YouTubeやFC動画で「楽しいこと」を共有する彼らの姿を知って、エンターテイメントの原型のような人たちだと思った。

 

わたしは 7ORDERの集合写真がすごく好きで。

全員の笑顔が輝いているというか、表情が生きているというか。

きっと全力で、本気で「何かをうみだすこと」に向き合っていて、本気で考え抜いて、本気でプライドをもっているからこそ充実している姿が写真に写っているんですよね。

 

 

 

無我夢中」という言葉通り 夢を本気で信じている人たち。

泥臭くて野心家でいつでも爪痕を残せるようにギラギラしている人たち。

つらい部分は見せないプライドを持っている人たち。

真っ直ぐな本音でぶつかりあってきた人たち。

お互いのことが大好きで、心で繋がっている家族のような人たち。

どんよりした雨空を7色の虹で輝かせる人たち。

 

 

今のわたしから見た彼らはこんな感じ。

未来のわたしはどんな風に彼らを見ているのだろうか。

 

 

 

 

彼らのことについて、もっと知りたいことがたくさんある。

もっと彼らの歌を聞きたいし、もっといろんなダンスを見たいし、もっとバンドに心震わされたいし、もっと彼らの集合写真を見たいし、もっと彼らのエンターテイメントを受け取りたい。

過去は無理でも、彼らの'今'と'未来'を知りたい。

彼らが描く虹がどんなものなのかを見てみたい。

きっと知らない方が良いこともあるのだろうけど。

この数か月だけでも何度も彼らに救われて、背中を押された私だから、もしかしたら本当に 彼らから世界にHappyが連鎖していくんじゃないかって ちょっと本気で信じてみたい。

 

 

 

 

もうすぐ梅雨ですね。

雨がたくさん降るこの時期に、7ORDERは結成されたんだね。

 

「雨が始まりの合図」

これは本当に、真理なのかもしれない。

 

 

 

――7ORDER、2周年おめでとう。